2016年4月21日木曜日

松の病害虫

松の葉が黄色く枯れかかっている。

葉の調子が悪い。寒くなり始めるころよくこういうお声を

お聞きします。

基本的に松は常緑樹です。なので紅葉したり落葉したりはありません。

しかしまれに調子をくずしたり気候にやられたりすると葉が変色したりすることは

あります。

松には天敵のマツクイムシ→https://ja.wikipedia.org/wiki/マツ材線虫病

がありましてこれにやられると暑い時期だと2、3日、寒くても一週間以内くらい

には枯れてしまいます。

今回はうちの松も葉が黄色くなってきていたので参考にアップします。

この程度の変色でしたらまず問題ありません。

冬に石灰硫黄合材を撒き春先の病害虫予防をしてあげると

春になると元気を取り戻していってくれます。

しかしこのようなマツクイムシによる枯れ方になるとどうしようもありません。



見極め方でいったら葉が木の先端から紅葉したように真っ赤になっていきます。

まーその見極まった時点ではすでに時は遅しなのですが。

そうならないよう樹幹注入による予防もありますが予防は予防。

絶対ではないのでこればっかりは運次第かなと。

何より病害虫の一番の対処方法はよく観察してあげることだと思います。

そして異変に気付いたらいち早く対処してあげる。

これにつきます。愛です。愛だと思います。

もし他の木でも調子などが悪く心配だなとゆうお客様はお気軽にご相談ください。

なんとかできるものはなんとかします!